Webサイトとアプリのデザインからナウさを無くしたら楽になった
代表の藤原です。
いつも「○○をするための3つのコツ〜」みたいなブログを書いていたのですが最近少し疲れてきたのでもっとカジュアルにブログを書こうと思います。言葉使いももう少しラフでいきます、よろしくおねがいします。
元々僕は印刷会社でDTPを学びそこからグラフィックデザイナーになってインターネットに出会ってからWebデザイナーになって東京にきてフリーランスを3年経験し今の株式会社ハラハラを立ち上げもうすぐようやく第一期が終わろうとしています。
とにかく周りの人達に憧れた
東京に来てからはまばゆいくらいのWeb業界のスーパースター達に出会い必死でくらいつこうとしましたが上手くいきませんでした。努力も才能も桁外れのクリエイターには全く敵うことができず歯がゆい思いをしたものです(完全に自業自得なんですが)
あっ!と言うようなクリエイティブなプロモーションの企画をたてたり美しい書体を研究して作ってみたり写真や映像に傾倒してみたり、、すごく憧れたのですがどれをやっても中途半端でクオリティは全然低い。努力が足りないことが1番の原因ですがそもそも「あれ、俺、これ本当はそんなに好きじゃないのかも」とフト気づいたのです(気づくの遅い)
アートピースも好きだしクールでスタイリッシュな洗練されたものへの憧れはとても強いのですが好きかどうかともし聞かれたら言葉に詰まることに気がついたのです。それを好きな人達に敵うわけないなと。(気づくの遅い)
あきらめも肝心
お客様から「クールなものを作って欲しい」というご要望をうけることはありますが先ずはそのWebサイトやアプリケーションのターゲットユーザーや利用シーンを分析し「実はこうじゃないですか?」という提案をすることが今の自分の役割だと考えています(やるの遅い)
結果全然オシャレじゃないものが出来上がったりもしますがユーザーが喜んでくれればそれが1番大事だと思っているので全くもって問題ないですし自分に正直な仕事をしている分楽しいです。
そういうタイミングで作ったのが今の会社だったりするのですが、今のところ食うには困らないくらいのお仕事やご要望をいただいており「やっぱ自分はこっちだった」と改めて思っています。
アートやファッションの文脈で仕事をする羨望と憧れは今も無いと言ったら嘘になります。でもやっぱり人には向き不向きがあると思うんです。僕には合わなかった、だからといってそれを軽く見たりもしないし、リスペクトを忘れないでいたい。
と言いつつ意外にもファッション関係のお仕事もたまにありますのでどんな玉でも打ち返せるようにナウいモノゴトへのアンテナを張ることも忘れない。そんな柔軟性が会社としてはバランスが良いと思っています。
どちらにしても無理はよくない。さて仕事しよう。
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